平成24年08月吉日
懇話会会員 各位
(社)日本機械学会・関西支部
地域技術活動活性化懇話会
名誉会長 石 田 耕 三
会 長 伊 藤 亨
幹 事 長 三 好 良 夫
(懇話会印省略)
(社)日本機械学会・関西支部・地域技術活動活性化懇話会
第154回技術交流サロン開催ご案内
拝啓 会員各位におかれましてますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
さて、下記の要領にて「第154回技術交流サロン」を開催致しますので、差し繰りご参加の程ご案内申し上げます。
本年度は、特に「先進切削加工技術とその活用法」を主題に、「学」と「産」のコラボレーションにより「切削加工の基礎」と「実際」を若年技術者に理解頂くためのセミナーを企画致しました。貴社の若手技術者の育成の場としてご活用頂ければ幸いです。
なお、開催時間が13:30〜に変更になっていますので、ご注意願います。また、今回はサロン終了後、会員間の交流を図るための「交流討論会」を開催致します。準備の都合上、ご参加の有無を本メールの返信にてご連絡頂けますようお願い申し上げます。
以上、第154回技術交流サロン開催のご案内まで。
早々
「第154回技術交流サロン提供話題」
第一部;連載セミナー(13:30〜14:30)
「座 長;中造(葛ハ初堂・代表取締役社長)、草場(昭和風力機械梶Eグループ長)、図司(潟Vンコー商事・代表取締役)、」
先進切削加工技術とその活用法―研削加工の課題―
青山 栄一(同志社大学・理工学部・教授)
<休 憩;(14:30 〜14:45)>
第二部;会員外企業による話題提供(14:45〜15:45)
「座 長;山中(旭金属工業梶E代表取締役社長)、山本(且R本金属製作所・代表取締役社長)、高澤(轄もV製作所・代表取締役社長;代理・山本)」
超高圧クーラントで次世代切削―新切削法―
森合 主税(潟gクピ製作所・代表取締役社長)
<休 憩;意見・名刺交換時間(15:45〜16:00)>
第三部;学による話題提供(16:00〜17:00)
「座 長;金子(潟qラノ テクシード・部長代理)、橋本(YKI国際特許事務所・所長)、高崎(鞄燗c洋行・部長)」
波動や振動を利用した新しい機械の創造〜進行波型水中推進機&共振平板利用の薄型送風機〜
松村 雄一(岐阜大学・工学部・教授)
第四部;交流討論会(17:20〜19:00)
「担当幹事;西村(高橋金属梶E執行役員部長)、京兼(明石工業高等専門学校・校長)、青山(同志社大・教授)」
以上
「第153回技術交流サロン議事録」
(平成24年05月23日(水);13:00〜17:30)
○ 河合(叶_崎高級工機製作所・部長)担当幹事座長の下、以下の会員企業による話題提供があった。
第一部;会員企業による話題提供(13:00〜13:50)
☆ 山中 氏(潟Jシフジ・主査)より、「最近のホブ切り加工について」と題しての講演に先立ち、創業100周年を迎えた当社の会社概要ならびにホブ盤の開発の歴史についての説明があった。それに引き続き、まず動画によるホブ盤による歯切り状況説明があり、加工事例として、「ドライカット加工例」、「ハードホビン加工例」、「複合加工化の事例;ホブ切り加工とフレージング加工」の紹介があった。また、最近の研究事例として「非円系歯車のホブ切り加工・ラッピング加工」等の紹介があった。
○ 吉田(東海バネ工業梶Eマネージャー)担当幹事の座長の下、第2回連載セミナー「先進切削加工技術とその活用法」についての講義が青山 教授(同志社大・理工学部)により行われた。
第二部;連載セミナー(14:00〜15:00)
☆ 本年度の連載セミナー「先進切削加工技術とその活用法」の第2回目として―切削加工の現状―と題して、まず切削加工のメカニズムについての概要説明があった。それに続き、切削加工時の切削抵抗と加工寸法や形状精度、加工面あらさの関係、また工具の損耗との関係についての概説があった。また、切削加工時の切削熱の発生機構や寸法・形状精度、工具損耗との関係等について、さらに切削加工時に形成される塑性域の拡がりと仕上げ面あらさの関係、切りくずの凝着と面あらさ等についても概説された。
○ 森合(森合精機梶E常務取締役)担当幹事の座長の下、工作機械メーカより「旋盤」メーカであるオークマ鰍お招きして「先進旋盤とその活用」を演題に以下の話題提供を頂いた。
第三部;工作機械メーカによる話題提供(15:30〜16:20)
☆ 脇田 氏(オークマ梶E次長)より、まず会社概要とCNC旋盤に至る各種旋盤の発展の歴史についての紹介があった。それに引き続き「先進旋盤とその活用例」と題して、主軸熱変位制御、環境熱変位制御等の高精度な熱変位制御技術を導入したサーモフレンドリーコンセプトに加え、衝突防止機能であるアンチクラッシュシステムの機構についての概要説明があった。また、これらの導入機種と活用例の紹介があった。さらに、機械と工具の能力等の加工条件を最大限に引き出すことができる「加工ナビ」についての紹介があった。
○ 担当座長が社用のため欠席となったため、山中
本会幹事(潟Jシフジ・主査)座長の下、「工具」メーカである兜s二越をお招きして「先進歯切り工具等とその活用例」を演題として以下の話題提供を頂いた。
第四部;工具メーカによる話題提供(16:30〜17:20)
☆ 安藤 氏(兜s二越・グループ長)より、まず会社概要、沿革ならびに事業内容等の紹介があった。それに引き続き「先進歯切工具等とその活用例」と題して、不二越の各種コーティング歯切り用工具「ホブシリーズ」の仕様・特徴につき、難削材加工、ドライ加工、油性クーラント加工等への活用実例の紹介があった。また、これらの加工事例に対する他社製品との比較実例も報告された。
以上