ハイプレッシャーブレーカーで革新的高効率生産を実現 | ||||||||||||||||||||||||||||
● 切りくずを細かく分断 | ||||||||||||||||||||||||||||
● 切削速度向上 | ||||||||||||||||||||||||||||
● エネルギー使用量削減 | ||||||||||||||||||||||||||||
次世代の革命的切削法 |
||||||||||||||||||||||||||||
超高圧のウォーターブレーカー切削法が革命的な高効率切削加工を実現 加工時間も大幅短縮でエネルギーの使用量も削減 | ||||||||||||||||||||||||||||
当社は高圧プランジャーポンプのメーカーとして、高圧ポンプを利用しモノづくりにおける「新切削法」を提案しております。 クーラントを利用し、クーラント特性である冷却、切りくず排出性を高めることは通常の概念でありますが、一般自動車部品から難削材までの切削で従来の高圧クーラントとは異なる方策として、切りくず分断(切断)ができないところを超高圧クーラントの噴射(7MPa〜30MPa)の打力でチップブレークを早めて、工具の加熱を低減させ、切削速度の向上を目的とする新切削法です。 現状では超硬チップなどによるチップブレーカーによる切りくず分断が一般的ですが、それに加え新切削法では、超高圧クーラントの打力により、切りくずを分断する切削法です。 |
||||||||||||||||||||||||||||
ハイプレッシャーブレーカーの特長と利点 |
||||||||||||||||||||||||||||
超高圧クーラントユニット『U-HIPRECO』を使用した切りくず分断システムHPB(ハイプレッシャーブレーカー)は超高圧クーラントを噴出させて切粉を分断しながら切削、切粉の巻き付きを防止し、生産効率が大幅に向上します。切削加工の困難なインコネル、HASTELLOY、ステライト等の難削材加工にも生産効率の向上を実現します。 通常のクーラント状況では切りくずが邪魔をして、クーラントはインサートチップにほとんどかかりません。そのため、インサートチップの刃先に熱がこもりやすくなります。その結果、インサートチップの摩耗が進んだり、塑性変形を起こしやすくなります。 |
||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||
超高圧 クーラントユニットの特長 |
||||||||||||||||||||||||||||
1. 高性能高圧プランジャーポンプを搭載 | ||||||||||||||||||||||||||||
『U-HIPRECO』HPBの原動力の超高圧ポンプは最高品質のパッキンを使用し、セラミックのプランジャーを使用する事で長寿命。過酷な環境でも対応可能な超高性能高圧ポンプです。 | ||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||
2. 高精度ろ過技術 | ||||||||||||||||||||||||||||
フィルターレスの特殊サイクロンセパレイターを採用。 浮遊するカーボンや微細粒子が多い ときは、スキマーで回収し工具摩耗の低減を計ります。(オプション) |
||||||||||||||||||||||||||||
サイクロンフィルターは一定圧力と回転数で初めて性能が発揮されます。ポンプの起動・停止(加速・減速)に圧力が十分でない場合には汚れた液がクリーン側に流れます。 | ||||||||||||||||||||||||||||
3. ポンプ流量負荷制御によるメリット | ||||||||||||||||||||||||||||
高圧ポンプ吐出量に応じて、モーター回転を自動制御。 省エネと環境負荷CO2低減を行います。 | ||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||
ハイプレッシャーブレーカー 実験結果 |
||||||||||||||||||||||||||||
自動車部品用として使用されているSCM415材とステンレス材SUS316を使用し、HPBハイプレッシャーブレーカーの実力を検証。この実験で従来のクーラントシステムに比べてHPBハイプレッシャーブレーカーの明確な効果が実証されました | ||||||||||||||||||||||||||||
実験条件 ① | ||||||||||||||||||||||||||||
自動車部品材として使用されているSCM415材で切りくず分断(切断)の検証を行いました。 | ||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||
従来の7MPa以下では、[写真①]のように切りくずがワークに巻きつく症状が発生する時があり、この切りくずの要因で自動脱着(オートローダー)ができない現状がありました。 超高圧クーラントの打力で切りくず分断処理[写真②]が容易に行えることが確認されました。クーラント圧力と切りくずの分断比較一覧[写真③]で判るように13MPa以上の圧力で切りくずの分断か明確になる事が検証されました。 |
||||||||||||||||||||||||||||
実験条件 ② | ||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||
この実験では、高圧ポンプの材料であるSUS316材をクーラント圧力3段階(0.2MPa、3.5MPa、14.0MPa)でインサートチップの摩耗と切削量を測定確認した結果[図①]の結果を得ることができました。高圧クーラント使用が明らかに高効率切削加工に貢献できる実証結果が得られました。 | ||||||||||||||||||||||||||||
超高圧 クーラントユニット 諸元 |
||||||||||||||||||||||||||||
生産ラインを支える機能性ラインナップとコンパクト設計。 |
||||||||||||||||||||||||||||
注意!:日本の上水以外の使用は極度に寿命が短くなるので相談ください。 |
||||||||||||||||||||||||||||
●ハイプレッシャーブレーカーのカタログをダウンロード | ||||||||||||||||||||||||||||